平素より、日本医師会の会務にご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
現在、内閣府が所管する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一つとして、「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム研究事業」(以下、「本研究」)が2018年度に策定され、5年間の研究開発を経て、社会実装を図ることとされております。
本研究では、 AI技術を用いた「AIホスピタルシステム」を開発・構築・社会実装することにより、高度で先進的な医療サービスを提供するとともに、医療機関における効率化を図り、医師や看護師などの医療従事者の抜本的な負担の軽減を実現することを目指しており、日本医師会総合政策研究機構(日医総研)では、社会実装を図る上で必要な「普及」の方策、「知財」に関すること、「資金調達」に関することなど、医療機器開発と同様な支援策の策定について分担研究を行っております。
そこで、社会実装を見据えた際に、どのような視点に留意して本研究全体を進めていくべきかを明らかにするため、医療現場でのAIに対する認知の度合いや、AIへの期待と懸念などを調査することといたしました。
つきましては、お忙しい中大変恐縮ですが、本調査の目的についてご理解いただき、web上にてご回答いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
1.調査依頼先
日本医師会「医師主導による医療機器の開発・事業化支援」にアイデア登録された医師、及びこれまでにセミナーに参加された医師
2.回答の方法:webによる回答
3.回答期限:令和2年2月14日(金)
近年、人工知能(artificial intelligence,AI)や機械学習(machine learning,ML)が搭載された医療支援のためのプログラムの開発が世界中で行われています。 AIは、持続的にデータを収集・分析し、その結果をアップデートして、絶えず性能が変化していきます。
医療への活用を目指した研究では、疾患の予防、診断、治療方針、予後等に関する医師の支援のための技術開発が 進められています。
◇内閣府による第2期SIP課題であるAIホスピタルの研究開発
① 政府全体の科学技術関係予算の戦略的策定
② 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
③ 官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)
④ ムーンショット型研究開発制度
AI、IoT、ビッグデータ技術を用いた「AI ホスピタルシステム」を開発・構築・社会 実装することにより、高度で先進的な医療サービスを提供するとともに、医療 機関における 効率化を図り、医師や看護師などの医療従事者の抜本的な負 担の軽減を実現することを目的にしています。
国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所
・(株)情報通信総合研究所
・(株)NTTデータ経営研究所
・ ヒュービットジェノミクス(株)
・ PwCあらた有限責任監査法人
・(株)日立製作所
・TXP Medical(株)
・国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院
・日本ユニシス(株)
・日本アイ・ビー・エム(株)
・(株)エヌ・ティ・ティ・データ
・オリンパス(株)
・日本電気(株)
・ジェノダイブファーマ(株)
・国立大学法人東京医科歯科大学
・国立大学法人長崎大学
・(株)ビー・エム・エル・ライフテクノロジーズジャパン(株)
・公益財団法人がん研究会
・国立研究開発法人国立成育医療研究センター・学校法人慶應義塾大学慶應義塾大学病院
・大阪大学医学部附属病院・国立研究開発法人国立循環器病研究センター
・公益財団法人がん研究会有明病院
・PwCあらた有限責任監査法人・日本医師会総合政策研究機構
・特定非営利活動法人 日本PFI・PPP協会